時をかける少女 [42本目][TV]
[2]構成 ○○○○4
[3]演出 ○○○3
[4]映像 ○○○3
[5]音楽 ○○○3
[総合評価] 80点
女子高生の真琴はある日、踏切の事故に巻き込まれます。しかし、なぜか真琴はタイムリープして事故が起こる直前に戻っていました。特別な力を身につけた真琴は自分のために能力を使いまくりますが、その影で嫌な思いをしている人がいることも知ります。高校生の友情と恋愛を描く話です。
主人公の性格がサバサバしてますし、タイムリープで場面がコロコロ変わることもあって、飽きずにサクサク見れるんですよね。その割にちゃんと話は進んでいってるし、時間を行ったり来たりするとどうしてもありがちな「またか」的な感じがない。同じ場所とセリフでもきちんとコミカルになるように描いてますし、話の展開と構成のバランスが良いのでだれるところがありませんね。個人的には千秋の声優が上手やったので騙された感があったところは良かったと思ってます。ネタばらしの時、周りの人が止まってる描写もなかなかイイ!時間を制御できた2人、って感じの表現ですよね。
時間移動モノにはつきものの、ようわからん矛盾ってのはあるもんですが、この話でもちょこちょこそれはありました。が、話の展開上仕方ないところはやっぱ目をつぶるべきなんでしょうな。何にせよ面白いとは思います。総合評価は80点です。
隠れたキーパーソンは美術館のオバさんでしょーね。これ、原作の20年後の世界らしいですから、オバさんは原作でタイムリープしていた女の子、っていう設定なんでしょうね?きっと。