007 スカイフォール 【22本目】
【物語】★★
【演出】★★★
【映像】★★★★
【全体】★★
【総合】55点
【良かったところ】
冒頭のカーチェイスから始まる列車アクションはかなり見応えありましたね!カジノ・ロワイヤルの冒頭のような緊迫感ありました。ド派手セットは今作も健在ですね!あと、今作は随所に背景のカラーリングが素晴らしいところがありましたね。単に舞台設定というよりは、意図して画作りをアート的にしている気がします。コミカルさほぼ0のボンド映画と背景がこんなに良い味わいを醸し出すんですんですね、けっこう新しかったと思います。しかしハビエル・バルデムはやっぱ頭おかしい人上手いっすね!
【悪かったところ】
冒頭のシーン以外は割とキレの悪くなったボンドを見ているだけっていう...劇中でそういう設定であるにしても、それを払拭するだけのお話運びと演出はボンド映画では見ていても若干飽きるなという印象。世代交代モノとしてはなんかねっていう感じでした。過去作全部見てるわけじゃないので何か意味深いものだったのかもしれませんが、現在の新ボンドシリーズから見てると、むしろアクションとしての醍醐味がだんだん薄れてってるような気がします。タイトルにもなってるくらいだしボンドの生い立ちや感情を案件を通して見せ切ったということでしょうか...総合点は55点です。
【戯言】
と言いつつ慌てて観たのはスペクターがあるからなんすよね。なんだかんだ、期待して映画館に行こうかと思います。