ジュラシック・ワールド(4DX吹替) 【23本目】【映画館12本目】

※上映中の映画です。ネタバレご注意ください。


【物語】★★
【演出】★★★
【映像】★★★★★
【全体】★★★★
【総合】70点


【監督】コリン・トレボロ
【主演】クリス・プラット
【公開】2015年

【良かったところ】
この映画の一番の見所である恐竜のパニック感が前シリーズを凌ぐCGと迫力でパワーアップしている点に尽きますね!というかそれをやる映画なんだろという感じ。アトラクション的な見せ場がいくつもあって、それが良い間隔で配置されているのでわくわくして見ることができました。バイクや車でスピード感のある動きが多かったのは素直に楽しめた部分ですね。まさに「現代版ジュラシック・パーク」を目指し概ね成功しているのではと思いました。


【悪かったところ】
子供向けなところもあるでしょうから話がチープすぎる件は置いておいても、明らかに前作シリーズとの比較で「新しい家族像」を引き合いに出したにも関わらず着地が無かったことは非常に残念。そしてせっかく近未来な世界観が良いのに、前作との絡みやオマージュを色々もってきたおかげで「やっぱパークをやるんじゃねぇか!」感が強くなってしまったのも少し残念。そして一番残念なのはラストバトル。新種をすこぶる恐竜なデザインにしたおかげで、どっちがどっちかわかんねぇ!これはけっこう致命的なのではと思います。アトラクションとしてのエンターテイメント性は十分にあったものの、リブート作品としてはどうなんだろうという印象でした。もう少し!頑張ってほしかった!総合点は70点です。


【戯言】
人生初4DXでした。椅子の揺れや牙突や水はとても劇中と同期していて思った以上に楽しかったです。この作品の見せ場も良い間隔で入るしコンセプト的にも近いから余計合うってのもあるんでしょうけども。楽しかったですがなんでもかんでも4DXで観るもんじゃあ絶対ないっすね...