猿の惑星 (TV)(50本目)

宇宙を飛び出して、地球時間で2000年ほどたった後に見知らぬ惑星に不時着した3人の男でしたが、そこで見たものは、猿が支配者となって人間が獣扱いされている世界でした。猿ばかりの世界で、猿から逃げつつその謎を探る物語です。
40年ほどまえの映画なので間とかはダルいとこがありますが、これもあまり時代を感じさせません。何より、猿の住む社会がよく描かれています。人間に一番近くも、人間ほどの知能はない猿が発達するとこーなるんやろなというのがよく描写されていて、同時に人間の愚かさというものも交えたセリフや設定がよくできていました。猿の顔もよくできていて、CGなど使わなくても十分自然に見えました。知性を持つ人間がたった１人という状況で捕まってはいけない、という緊急感もあって、ふつーに今どきの三流映画より面白いです。冒頭の惑星探索シーンが長くてちょい飽きかけましたが。
これからどうすんねん！？みたいな終わり方するので、あーまたこれも続きモンか、て感じですがこれだけでも面白いと思います。独断と偏見で点数つけると70点です。

続編は4つぐらいありますがもう見る気はありません。
にしても↑のDVDパッケージ…まんまネタバレやないか。そこらへんにも気を遣ってほしいところです。