カサブランカ [DVD][16本目]

カサブランカ 特別版 [DVD]
1.ストーリー ☆☆☆

2.演出    ☆☆☆

3.技術    ☆☆☆

4.効果    ☆☆☆☆

総合評価   65点


1940年にパリ陥落。フランスがヴィシー政権となり、その大部分がフランス保護領であったモロッコも1942年11月のトーチ作戦により解放されるまでドイツ第三帝国の影響下にあった。この"非占領フランス"の都市であるカサブランカが舞台。1941年12月、酒場の主人として生きるアメリカ人男性(ハンフリー・ボガート)が、かつて愛した女性(イングリッド・バーグマン)と偶然の再会を果たすが彼女にはナチスに追われる夫があり・・・。終わった恋(また終わらせる恋)のために命を懸ける男が主人公のメロドラマである。


とまあややこしいのでウィキから参照。白黒映画です。どうやらこの映画、ドイツ政権への批判としてアメリカでプロパガンダ映画として作られたようで確かに政治感が若干絡んできます。しかしまああらすじにもあるように本筋は男と女の愛情を描くというか、今となってはまともに見れん感じのストーリーですわな。「君の瞳に乾杯」という一応名ゼリフはこの映画からきてます。
良かったのは作品のテンポ。なかなか飽きずに見れました。メリハリもあったし複雑すぎずわかりやすいセリフ回しも多かったです。ここらへんもまあ名作と呼ばれるゆえんかな。ただラストシーンは好き嫌いが分かれそうです。基本的には当時の世界情勢と、名作を見る!という価値を認識したうえで見た方がいいと思います。総合評価は65点です。


しかしまームカついたのは女です。お前がムチャクチャにしよってからに!ちょっと女の人に優しすぎっていうか、奇麗事すぎな気もしましたけどね。