インサイド・マン [68本目][有線]

インサイド・マン [DVD]
[1]物語 ○○2

[2]構成 ○○2

[3]演出 ○○○3

[4]映像 ○○○3

[5]音楽 ○○○3

[総合評価] 65点


マンハッタン信託銀行で、複数の銀行強盗が数十人を人質にして立てこもる事件が発生しました。警官のキースとビルは犯人との交渉係として現場へ向かいます。しかし、交渉を続けるうち犯人には、金だけでなくもっと別の何かの理由があることを悟ります。アメリカの犯罪サスペンス映画です。
まず、この映画で他の映画と違うなかなか良かった演出は、現場でのリアルタイムの流れと、人質が解放されて事情聴取を受ける場面とを交互にしていることです。場面はほぼ銀行の中と外という変わり映えのないところですから、そこに会話シーンを挟んでクッションにしてるあたりは良かったです。なおかつ、その会話シーンがジョークの入った緩和タイムであることがまた、事件との緩急をつけてましたね。あと、豪華俳優陣の名演!これは必見でしょうね。
しかしまー、犯罪サスペンスというからにはもっと凝った犯罪をして欲しかったですが・・・。犯人は一応頭の切れる奴という設定なので、どう刑事を騙すかといったところがポイントとなるわけですが、ラストの犯人の逃れ方は個人的にはう〜ん・・・って感じでした。確かに裏をかいた頭のいやり方だとは思うんですが、映画で見てて「あ、なるほど!」という感動は特になかったです。もうちょっとやりようあったのでは?いかにもアメリカ犯罪映画やな〜という印象でした。総合評価は65点です。


僕はマイアミ・バイスの面白さもよくわからないのです。アメリカ犯罪映画+2人組は僕にって地雷なのでしょうか。