コクリコ坂から [6本目][映画館]


※上映中映画です、気になる方は読むのをお控えください。


[監督]宮崎吾朗

[主演]長澤まさみ岡田准一<ストーリー> ★★★<映像>    ★★★<演技>    ★★

  ★★<総合点>   50点


1963年、高校生の海は家事をしながら毎朝旗を上げるのを日課としていました。部室棟「カルツェラタン」の存続のため掃除ボランティアを引き受けた海は、同じ高校の先輩であり新聞部の部長である風間をだんだん慕うようになります。宮崎吾朗監督作品第二弾です。
いわゆるジブリらしさの出ていた映画でした。日常感、素朴感、時代感。その世界にどっぷりハマるに十分、作り出された風景だったと思います。今回テーマとして難しかったのはある高校生の、当時あったであろう苦悩であるということです。映画としてどういうターゲット層なのか分かりませんが少なくとも共感はできません。「へぇー」以上にいかないというか。それが軸で話が進むので全くの第三者的視点で見てしまいます。あと、細かな区切りとしてイベントはいくつかありますが、どれもそこそこ重要そうな演出をしている割にはそれに見合う衝撃的な展開があるわけではなかったり。どうも肩透かしを多く食らったような映画でした。
正直、ココが良かった!とは言えないです、が、ゲド戦記のことがあるので期待せずに見に行くと相対的には「思ってたよりは見れた」という評価になりますかね?雰囲気を楽しむ映画ですね。総合点は50点です。


超絶久しぶりの映画でした。っていうか6本目て!やっと夏休みに入ったので見まくりたいと思います、それでも今年は目標達成は厳しいか・・・?