ゾディアック [7本目][DVD]

[監督]デヴィッド・フィンチャー

[主演]ジェイク・ジレンホール<ストーリー>　★★<映像>　　　　★★★<演技>　　　　★★★

　 ★★★<総合点>　　　55点

サンフランシスコで起きた「ゾディアック」と名乗る連続殺人事件の犯人を追う新聞社勤務の漫画家グレイスミスと、その手助けをする同僚の記者エイブリー、刑事のトースキの物語です。実際の事件を基にしたサスペンス映画です。
まずね、概要を掴むのが必死です。というのはポンポン時間が飛ぶからなんですね。どこで誰が殺されてその後手紙が来て・・・とか正直見終わった今も整理できてません。実際の事件なので調べてから見るのがいいのかな。確かに何十年にも渡る事件なので、概要だけで手いっぱいって部分はあるんでしょうが、主人公が活躍して証拠を掴んで行ってっていうテンポの良さがあまりないです。後半は多少ありましたがやっぱり全体的には状況説明が主なカンジ。
あと何より犯人の心理描写（推察でもいいから）がないのがいけない！描きようがないのかも分かりませんが、「未解決事件だから」で終わってちゃ元も子もないっていうか、ね。ほんとにもう、状況証拠から話が進むカンジ。そしてラストの消化不良感。どうしても、犯罪サスペンスとして気持ちの良いものではなかったです。ノンフィクションだしって言われりゃまぁそうなんですが、映画として見てる以上やっぱり映画的な要素は欲しいです。総合点は55点です。

何か今まであらすじ書きすぎてたので簡潔にすることにしました。そしてツタヤで5本1000円キメてきました。数日中に消化できるか・・・！