マイティ・ソー [27本目]

マイティ・ソー [DVD]
[公開] 2011
[監督] ケネス・ブラナー
[主演] クリス・ヘムズワース<物語> ◇◇◇◇<映像> ◇◇◇◇◇<演技> ◇◇◇<音声> ◇◇◇


<総合> 75点

異星アスガルドの王位を継承する予定だった王子のソーは、粗暴な性格と行動から力を剥奪され地球へと追放されてしまいます。しかし、残されたソーの弟ロキは虎視眈々と悪知恵を練っていました。マーベルヒーロー映画です。
さてアベンジャーシリーズ連続しますが、こちらは世界観がガラっと違います。まず異世界アスガルドの舞台設定は中世好きにはたまらない!古めかしい町並みと武装、虹の橋なんてもうストライクでしたよね。それらを再現する映像技術は必見です。戦闘シーンもなかなか良かった!あと、父や家族との絆、自分自身と向き合うこと、そういった心理的な成長も描かれている点は非常に良かったかと思います。ソーが再び力を得るところなんてちょっと感動してしまいましたね。以前の危なかっしいソーとは違う、という安心感めいたものすら伺えて良い役者さんだなと思いました。
少し言うとすればソーの成長部分はもう少し丁寧に時間かけて欲しかったかな。そんなガラっと変わるようなことだったか?て感じだったので。いや、しかしそれにしてもアスガルド巨人族の星であるヨトゥンヘイムを舞台とした壮大なファンタジー感と地球での素朴な暮らしとの対比はおらわくわくしたぞ!面白かったです!総合点は75点です。


監督のケネス・ブラナーハリーポッター/秘密の部屋の監督さんだそうです。へーぇ。確かにあのシリーズで面白いと感じたのは秘密の部屋だけだった。やっぱり映画は監督さんが全てを握るんだな、うん。