キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー [26本目]

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー [DVD]
[公開] 2011
[監督] ジョー・ジョンストン
[主演] クリス・エヴァンス<物語> ◇◇◇<映像> ◇◇◇◇<演技> ◇◇◇<音声> ◇◇◇


<総合> 65点

第二次世界大戦の真っ只中、アメリカ兵に志願するも身体の貧弱さを理由に断られ続けていたスティーブは、その心の善良さを買われ強力なパワーを持つ改造人間の実験体に選ばれます。アベンジャーズへと続くマーベルヒーロー映画ですね。
マーベル映画久しぶりでしたが、やっぱいいよね!この勧善懲悪!特に今回は心の善良なアメリカ国家への忠誠心の厚い主人公ですからおだてっぷりがすごいですね。ストーリーはこれでもかというほど単純なアトラクション仕様で、映像も気合い入ってました。個人的には敵のコズミックパワー使用の兵器たちのエフェクトがカッコ良かったですかねー。
とまあスケールはでかいんですがどうも小言したいことも。まず主人公の能力がイマイチよく分からない。超人って結局どうなったの、っていう。代謝の話とかあるけどそんなのは別に良いよ!今回の敵レッドスカルともどうも壮絶なバトルって感じしなかったですね。あっけない終わり方だった。あとね、ヒロインとの切ない話はいいんですがこれも結局イケメンマッチョになったからやん!と思ってしまいました。最初のひ弱さが仇となって、ああ、やっぱひ弱なヤツはダメなんだっていう悪い意味でのアメリカ感出ちゃったかと。安定してスッキリ見れますがどうもマーベルヒーローの中では平均を上回らないような気もしますね。「原作だとちゃんと...」ってのはマーベルではよくあるのでこれもきっとあるんでしょう、でも映画としては初なんだから考えてくれないと!総合点は65点です。


ところで最後、無茶苦茶じゃないか。急いで映画化したのか?ともとれるアベンジャーズへのフリ。別の映画と繋がってくのは嫌いじゃないですがこうあからさまだと少しね...