未知との遭遇 [17本目][名作2本目]

未知との遭遇 ファイナル・カット版 (1枚組) [DVD]
【物語】 ★★ (2)
【演出】 ★★★★ (4)
【映像】 ★★★★★ (5)
【全体】 ★★★★ (4)
【総合】 75点


[公開] 1978年
[監督] スティーヴン・スピルバーグ
[主演] リチャード・ドレイファス

[概要]
妻と子を持つロイは、突如現れすぐに姿を消した空飛ぶ謎の飛行体を目撃します。それ以来取りつかれたように山の形を追い求めるようになり、ついに実際にその山を見つけます。


[感想]
実はこんな名作が初見!スピルバーグの金字塔にしてSFの映像技術をふんだんに用いた壮大な作品ですね!しかし中身はというとラストシーンまでは至って地味な狂った男の話って感じです。しかし最高潮に向かって高まっていく感じがするわけです。もちろんUFOの及ぼす影響をポルターガイスト的に描く感じはさすが...
何と言ってももちろんラスト、まさに未知との遭遇の場面ですよね!あの期待と緊張感、まぁ当時見てたら夢中になったでしょうな!壮大な前フリとはまさにこのこと!ロイが多くを語らずにただ一心に男としてのロマンを追いかけていくのも心にくるものがありました。今見てもかなり楽しめますね!スピルバーグ作品の中では初期の方で、この最高潮っぷりは後の映画にも活かされてるなぁとしみじみ。SF好きはもちろんみなさん見てるでしょうけど...まだならぜひ!総合点は75点です。


[戯言]
この頃はスピルバーグこんなに面白いのになあ...人って誰でも歳取るもんですよね...