I am Sam (DVD)(38本目)

知的障害を持つサムが、娘のルーシーと暮らしたいという想いから行動を起こすという感動映画です。裁判のシーンとかもあるんですが、争点は知的障害を持つ父親に親権はあるのかといったところです。もちろん映画の中でも一般的に見て無理だということにみんなはなるんですが、サムの娘への一途な愛情には温かいものがありました。娘のルーシーも父親のことを気遣うセリフや行動が多くて、親子のつながりが感動的に描かれていた映画でした。
何といっても主役のショーン・ペンの演技が上手いです。本当に障害のある人のようでした。映画もよく作りこまれていて、社会への不安や不満をサムの視点で見ることができました。あと、見所の一つは本当の知的障害の人も出演しているということです。脚色も多少あると思いますが今までにないタイプの考えさせられる映画だと思います。独断と偏見で点数つけると75点です。

特典映像で衣装や背景の設定の裏側を聞くことができますが、この映画はそっちもかなり凝ってて面白かったです。そーゆうところ今までは飛ばしてましたが案外いいもんですね。