シザーハンズ [TV][6本目]

シザーハンズ<製作15周年 アニバーサリー・エディション> [DVD]
1.ストーリー ☆☆☆

2.演出    ☆☆☆☆

3.技術    ☆☆☆☆☆

4.効果    ☆☆☆

総合評価   65点


山の上に住んでいた発明家がつくり出した人間ロボットエドワードは、手が完成しないまま発明家に死なれハサミの手のまま生活していました。そこにセールスのペグが現れ、哀れに思ってエドワードを家に連れて帰ります。そのことから始まる出来事と、ペグの娘キムとの恋を描いた物語です。
まずはエドワード役のジョニー・デップですがロボット感が出てますねー。ハサミを機用に扱いながらも制御できない部分がある、みたいなとこをよく表現できてました。演技力ですね。描き方として良かったのは、奇妙な人間が来たということで最初は近所がエドワードをもてなして、そのハサミの技術からかなり良い評判を受けるわけですが、善悪の知識がないということから態度が一変するという人間社会の性質がよく出てました。エドワードの人間になりきれてない部分が話の主体ですね。ハサミの動き方とか特殊メイクも良かったです。
ただ、エドワードはキムと恋に落ちるわけですが、エドワードの方は一目惚れってことでいいとしてキムは彼氏がおるのに乗り換えるほどの衝撃はどこにあったんやと思います。そこを軸とするには弱いんちゃうかと。ただ単に同情心のように見えてしまいます。あとはエドワードが喋らなすぎ・・・まあ仕方ないっちゃないんですがキムのときは普通に喋るというのが、どやねんていう感じでした。名作と言われてるみたいですが僕はあまり好きじゃありませんでした。総合評価は65点です。


で、気づいたんですが僕どうやらティム・バートン作品に面白味を感じないんじゃないやろか。スウィーニー・トッドとこの作品がどうもかぶってるのが怪しいところです。