ジャンパー [映画館][7本目]


1.ストーリー ☆☆

2.演出    ☆☆☆☆

3.技術    ☆☆☆☆☆

4.効果    ☆☆☆

総合評価   70点


(上映中の映画につきネタバレ注意)
デイビッド・ライスはある日川に溺れて死にそうになり、その時突然体が別の場所にテレポートします。その日から、デイビッドは思いのままに体をある場所へジャンプさせる生活を送るようになり、裕福に暮らしていました。ところが、デイビッドを狙う謎の男が現れます。デイビッドと敵との抗争を描く話です。
まずはジャンプの表現です。これはめっちゃ良かったです。消えるのと出てくるのとの違和感が全くなくて、迫力もありました。変な間がないので一瞬でテレポートした感も出てて、なおかつ周りの壁とか家具とか巻き込んだりするので見せ方は面白いと思います。ジャンプ先も、ロンドンやらエジプトやら色んなところに行ったり、途中のアクションでは単に場所移動として使ったりと有効に利用できてます。
ここまでの技術がありながら残念なのはストーリー。もともと短い映画なんですが、もっとジャンパーとしての葛藤や事件が起きてほしかったところです。細かいとこは大きなネタバレになるので控えますが、けっこー軽めに楽しめる映画が見たい人にはイイかもしれませんがストーリーを重視した重い映画を好む人には物足りないかもしれません。しかもどうやら続編がありそうな感じなのでそこらへんを考慮するようオススメします。総合評価は60点です。


ボーンシリーズと同じ監督らしいです。カメラ揺らしながらのアクションに気合入っててストーリーがおごそかなのはその影響かな?