チャップリン短編集(1) [TV][13本目]
短編を見たんですが映画と呼べるほど長くないので5本(2時間半)でまとめて映画1本っつーことにしました。
なので画像とは関係ありませんが一応、飾りで。
見たのはチャップリンの船乗り生活・チャップリンの伯爵・チャップリンの番頭・チャップリンのスケート・チャップリンの替玉です。総合して点数はつけてます。
1.ストーリー ☆☆☆
2.演出 ☆☆☆☆☆
3.技術 ☆☆☆☆☆
4.効果 ☆☆☆☆
総合評価 75点
このシリーズは役者も同じで役柄も職業を変えただけでほぼ同じです。チャップリンが雇われている人、体の大きい太った紳士役のエリック・キャンベルは雇い主だったり普通のおっさんだったりしますがチャップリンに敵対する位置にいます。あとはチャップリンの恋人役エドナ、この3人は全部の作品に出ています。
チャップリンの初期作品ですね。にしてもチャップリンの紳士な姿とネジの抜けた行動とのギャップは健在です。敵から逃れるときの華麗な動きも見物ですが、これなんと1916年の作品です。で、声もないのにストーリーもわかるし行動の意図もわかる、なおかつ笑えるというのはもうすんばらしいですね。
特に際立ってるのは、まず船乗り生活の揺れのシーン。カメラを揺らして撮ってるらしいですがホンマに船が揺れてるかのような演出でした。番頭では小道具を使ったケンカシーンが見物です。小物の使い方に関してはジャッキー・チェンを彷彿とさせるところがあります。で、スケートでの華麗な演技は全部スタントなしのホンマもんです。昔の作品で手を出しにくいって人も多いでしょうが、映画好きならぜひチャップリンは見た方がいいです!総合評価は75点です。
短編、あといくつもあるので短編集(2)、(3)と続きます。たぶん。