チャップリン短編集(2) [TV][14本目]

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いくつも続くと言いつつこれで終わりです。
見たのはチャップリンの消防士・チャップリンの移民・チャップリンの勇敢・チャップリンの冒険・チャップリンの霊泉です。


1.ストーリー ☆☆☆

2.演出    ☆☆☆☆☆

3.技術    ☆☆☆☆☆

4.効果    ☆☆☆☆

総合評価   75点


主な構成は(1)と同じです。よって総合評価も同じです。
この5つで特に良かった点は、まず移民の船揺れシーン・・・つっても船乗り生活でも同じことしてましたけど。冒険では脱獄犯の役なんですが、物語中2/3は逃げてますね。冒頭の砂浜近くでの高低差とか抜け穴を巧みに使った逃走劇はなかなか面白かったです。あと、屋敷に入ってから看守に見つかって逃げるシーンでも扉や階段を上手く使っててキレのある爽快な場面が見られます。ホンマにジャッキー・チェンを思い出します。霊泉は、初期短編にしては珍しく主にストーリー的な滑稽さが出ている作品です。ここでもアル中役のチャップリンは回転扉を使ってそれを表現してましたし、イカれた動きもただフラフラしてるだけでなくちゃんと笑える動きになってました。つくづく喜劇王やなーって感じでした。
さて10本連続で見てきたチャップリン短編集ですが、ベスト3を挙げてみます。

初期短編集ベスト3
1.チャップリンの替玉
2.チャップリンの冒険
3.チャップリンのスケート


まあ全部良かったんですが特にこの3つ。替玉は、小道具の面白みを生かした逃走劇もありつつ人が入れ替わるというストーリーから来る面白さも出ていてよく出来てるなーと思いました。見る機会があればぜひ!