デーヴ [8本目][DVD]
[2]構成 ○○○3
[3]演出 ○○○○4
[4]映像 ○○○3
[5]音楽 ○○2
[総合評価] 75点
派遣会社で働いているデーヴは、アメリカ大統領ミッチェルに瓜二つでした。ある日大統領が倒れて重症となり、デーヴは政府からミッチェルとして公務につくよう依頼されます。最初は見よう見まねで公務をこなしていたデーヴでしたが、自分も多くの人を救えると考えて積極的に行動を起こすようになります。アメリカ版影武者といった感じのヒューマン・ドラマです。
なかなかアメリカの核心ホワイトハウスに密着した映画でありながらコメディタッチでとても見やすかったです。デーヴの人柄が良く、周りの人間を引きつける魅力があるっていうのもキャラクター設定としては成功ですね。本物のミッチェルよりも大統領らしいというところに、結局のところ大統領に必要なのは実績やコネじゃないっていうところを皮肉ってるような気がします。アメリカ映画得意のジョークが飛び交う映画ではありましたが、派手なアクションシーンなぞなくても飽きずに見れました。ストーリー展開とか、バレるかもといった緊迫感とか、必要ないセリフ回しがなかったりとか、スマートでシンプルだったと思います。コメディタッチのほのぼのした映画を見たければオススメです。総合評価は75点です。
でもまぁ、実際素人があそこまで上手くできるわけないってのもあります。だからこそフィクションで楽しめるというか。ま、キムタクのCHANGEみたいなもんでしょう。