ブレイブ・ワン [10本目][DVD]

ブレイブ ワン 特別版 [DVD]
[1]物語 ○○2

[2]構成 ○○○○4

[3]演出 ○○○3

[4]映像 ○○○3 

[5]音楽 ○○2

[総合評価] 70点

散歩をしていたラジオDJのエリカとその恋人は若いチンピラに襲われ、恋人は命を失いエリカも重傷を負ってしまいます。エリカは傷心から立ち直れませんでしたが、コンビニで強盗に巻き込まれ犯人を射殺してしまいます。それから、元の自分には戻れないと知ったエリカは悪人を次々殺していき、恋人の命を奪った犯人に復讐を誓います。サスペンスですね。
さて、この映画構成がなかなか良くできてましたね。エリカが段々と壊れていく様とか、慣れていく感じとか。不要な展開が特になく、スッキリ進行していくので飽きずに見れました。登場人物も少なくて分かりやすいですし。緊迫感もありましたね、生き死にの問題だけに。ジョディ・フォスターはこういうハラハラしたシーンが似合うね。
ただ、少し残念なのはエリカの精神状態の表現というか。せっかく良いシチュエーションなわけですからもっと狂気めいた方が良かったですね。すぐに慣れすぎなんですよね・・・段取りとかそういうのが上手すぎたのがあります。あと、話が上手く回りすぎというのもありました。主人公主体すぎです。結局犯罪なわけですから正義にしちゃイカンと思うんですが・・・もうちょいそこらのメッセージを入れないと、ただの復讐は良いことだ的な映画になりますからね。何を言いたいのかはよくわかりませんでした。総合評価は70点です。


悪人が死んで世間がざまぁ見ろみたいになってるのは若干デスノートを彷彿とさせました。ただ、デスノートは結局ライトは悪で終わりますからね、そうしないと殺人奨励になるんじゃ?