ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [11本目][映画館]


[1]物語 ○○2

[2]構成 ○○○3

[3]演出 ○○○3

[4]映像 ○○○○4 

[5]音楽 ○○2

[総合評価] 70点


(上映中の映画につきネタバレ注意!)
生まれた時から老人のようであったベンジャミンは、実の父親から捨てられてしまいます。そして代わりに老人介護施設を営む黒人夫婦に育てられます。周りの子供と違い段々と若返っていくという奇妙な微妙記にかかっていました。そして7歳のとき、施設の老人の孫娘デイジーと出会い、2人は心を通わせていきます。
さて、まずスゴいのは老人の顔の技術ね。明らかにブラッド・ピットではあるんですが、本当に死ぬ間際の老人の顔なんです、最初は。動き方もきごちないし、そこらへんのリアリティはすごく再現されています。徐々に若返る感じも飛躍しすぎずに少しずつなので過程が良くわかります。戦争のシーンとかはまた臨場感があって良かったと思います。映像としてはそこそこ楽しめるんじゃないですかね。
ただこれ、フィクションなんですよ当たり前やけど。若返る病気なんてないですから、それを考えると冷める。それとどこが数奇な人生なの?ってのが一番の疑問。個人的には病気に関するもっと波乱万丈が欲しかった。結局女に走るんかい!というね。何が言いたいのかはようわかりませんでした。総合評価は70点です。


今年初映画です。春休み中に徹映、つまり徹夜で映画をぶっつづけ見ようと計画してるのでそこでまた一気に消化できます。