チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [13本目][DVD]

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [DVD]
[1]物語 ○○2

[2]構成 ○○○3

[3]演出 ○○○3

[4]映像 ○○○3 

[5]音楽 ○○2

[総合評価] 65点


冷戦時代、アメリカ下院議員チャーリー・ウィルソンは女と酒が好きでしたが、ロシアのアフガニスタン侵攻には興味を抱いていました。現地を視察してその難民の悲惨さを目の当たりにしたチャーリーは、アフガニスタンにロシアに勝つための武器を提供するため、その人脈を使って資金を集めていきます。
何というか、どうも見どころのない映画という印象でしたね。平坦に進んでいくんですよね。主人公チャーリーの立ち位置というか、目指すところってのはしっかりはしてるんですが周りの登場人物がどうも魅力的でない。会話のシーンがほとんどなわけですが、事務的な内容ばかりで飽きがどうしてもきてしまいますよねぇ。ま、ただアメリカで資金だ何だと議論するのと、現地の苦しみとが同時に起こってて世の中ってのは常にそういうズレがあるよ、というところは描写されていました。実話をもとにした話なのでそんなにドラマチックにできないかもしれませんが、それでもこれはちょっと単調だったと思います。ま、戦争の裏側的な映画なのでそこらへんに興味ある人にはいいかも、という感じですが見て損はしないとは言えませんね。総合評価は65点です。


トム・ハンクスはコミカルテイストが似合うだけにこういうシリアスな映画にはやっぱり合わないですね。にしてもなんだかジュリア・ロバーツの顔ってムカつきますよね。