ショーシャンクの空に [49本目][DVD] ☆名作8本目

ショーシャンクの空に [DVD]
[1]物語 ○○○3

[2]構成 ○○○3

[3]演出 ○○○○4

[4]映像 ○○2

[5]音楽 ○○○○4

[総合評価] 80点


無実の罪で終身刑とされたアンディーは最初服役囚と近づくのを拒んでいましたが、次第に元銀行員という経験を生かし経理を担当するようになり、囚人たちの人望を集めていきます。しかし、彼には壮大な計画がありました。監獄の中の生き方を通して人生を見つめなおすヒューマンドラマですね。
人間の色んな面が見える良作です!弱いところとか悪いところとかね。監獄に入ってるのに、囚人がみんないい人で所長とかが悪いヤツとして描かれてるのもなかなか皮肉な話やなあと思いましたけど、そこは「この中ではみんな無実」っていうセリフに集約されてるんでしょうな。塀の中でもそこそこ自由に生活するアンディーの姿は、やっぱり希望というものの大事さを再確認しますね。有名な名シーンといえばやっぱりフィガロの結婚を所内全部に流すところ、それと最後の自由を手に入れた場面でしょう。大した盛り上がりはない映画ではありますが、しみじみと深く考えさせられる映画です。レッドとアンディーの会話シーンはこの映画における人生観の肝のような気もしますね。さすが名作!総合評価は80点です。


こんな名作を生んだスティーブン・キングがなぜシークレットウィンドウとかいう駄作をつくったのか・・・やはり監督が同じでも全部良い作品とは限らないわけですね。