ガメラ 大怪獣空中決戦 [50本目][DVD]

ガメラ 大怪獣空中決戦 [DVD]
[1]物語 ○○2

[2]構成 ○○2

[3]演出 ○○○3

[4]映像 ○○○3

[5]音楽 ○○○3

[総合評価] 70点


海上保安庁の船が、プルトニウムを輸送中に怪獣に衝突します。その正体を探るべく光森は捜査を始めます。一方、謎の巨大な鳥が人間を襲うという事件が発生、学者の長峰は鳥の捕獲作戦を決行しますが、その最中、怪獣ガメラが現れます。有名な怪獣映画ですね。
何気に初見だったのですが、怪獣同士の対決では壮大なスケールが再現されてて良かったのではないでしょうか?2体の怪獣の戦闘を人間目線で撮影したアングルはなかなか恐怖感もありつつだったので楽しめました。個人的にはガメラ、ギャオスに誕生の理屈があったり、人間の愚かさめいた皮肉も入ってたりしてそこらへんはただの怪獣映画ではないという感じでした。ギャオスの動き方とか顔の感じも良い映像でした。
しかしなんともガメラの顔がコミカルで怖さがないです。かわいい系ですね、どっちかっつうと。あと、あの飛行はイカン!ジェット噴射・・・生物にあってはいかん機能ですからね。あと、空中決戦というタイトルならもう少し空中での取っ組み合いが欲しかったところですが。良くも悪くも平成らしい怪獣映画です。総合評価は70点です。


聞くところによると昭和の怪獣映画たちはもうただの怪獣プロレスなんだそうな。それを思うと時代はストーリー重視になったもんだ。