ヒトラー 〜最期の12日間〜 [52本目][衛星]

ヒトラー~最期の12日間~スタンダード・エディション [DVD]
[1]物語 ○○2

[2]構成 ○○○3

[3]演出 ○○○3

[4]映像 ○○○○4

[5]音楽 ○○2

[総合評価] 70点


1945年、ドイツのナチ党の総統アドルフ・ヒトラーは戦争に圧倒的劣勢の状況でありながらも兵士を奮い立たせ勝利を信じます。しかし兵士の間ではもう勝負はついたも同然でした。戦争終結までのヒトラーの最期を描くドキュメント風映画です。
この映画はヒトラーの元秘書の証言を元にしているので事実に忠実なんでしょうね。何といっても時代感がすごい!ナチの地下要塞なんかはもう当時のまんまちゃうんかというリアルさ。そして外の悲惨な戦争の状態も再現度がすごいです。痛ましい光景なんかもたくさんありましたし、戦争映画としてはかなりの再現をされています。ヒトラーを総統と仰いで忠誠を誓う人、そんなのバカらしいと思ってる人、両方がいてその葛藤があったという面もまた史実やなという感じです。
ヒトラー役のブルーノ・ガンツは演技うますぎでしょう!ヒトラーが乗り移ってますね。そしてヒトラーがただの独裁者でなく、一政治家であったという悪のみの描写でなかったところは新鮮でした。映画的な展開・面白さは残念ながらありません。が、第二次世界大戦を知るうえで見るとためになります。総合評価は70点です。


関係ないですがショッカーのイー!というポーズ、ナチの挨拶だったんですね・・・ええのかそんなことして?