憑神 [61本目][地上波]

[1]物語　○○２

[2]構成　○○○３

[3]演出　○○２

[4]映像　○○２

[5]音楽　○○○○４

[総合評価]　65点

江戸時代末期、代々将軍の影武者を務めてきた別所家の二男彦四郎は、お参りする神社を間違えたことから貧乏神に付きまとわれてしまいます。貧乏神によると神は全部で3人来るとのことでした。彦四郎と取り付く神を通して人の不幸と幸せを見直す時代劇映画です。
しっかり時代劇なのかコメディなのかよく分からん感じでしたな〜。時代観はものすごく出てましたし、時代劇っぽくないところは逆に見やすかったです。そして音楽が良いね！和風テイストにしっかりマッチして雰囲気は良かったです。
しかし、３人の神が順番に取り付くという設定は良かったんですが、来るなと言われている神を３つも出してきて大した出来事もなかったなーというのが印象です。もっとハチャメチャになっても良かったのでは？完全にコメディになりきれず、かといって史実ものでもない。人間というものは・・・的なところを入れたかったのでしょうが、なーんか中途半端なメッセージ性ですし、見せ場もあまりなくどこに重点があるのかようわからん映画ではありました。豪華俳優で設定も良いし、時代観が再現できてるだけにもっとやりようによっちゃ面白くなったと思うんですが・・・こういう時代設定が好きなら見てもいいかもしれませんね。総合評価は65点です。

妻夫木聡、西田敏行、香川照之と昨日のマジック・アワーにも出てたメンツだったのでまたかって感じでした。全然関係ないですけどね。