バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 [70本目][有線] ☆名作13本目

[1]物語　○○○３

[2]構成　○○○○４

[3]演出　○○○３

[4]映像　○○○○４

[5]音楽　○○○３

[総合評価]　85点

過去にさかのぼり両親を結婚させ、現代に戻ってきたマーティンは、ドクに未来が大変なことになっていると聞かされ未来を訪れます。そこではマーティンの息子が強盗で逮捕され家庭を崩壊させることになっていました。何とか阻止には成功しましたが、年老いたベフは悪知恵を働かせあることを思いつきます。バック・トゥ・ザフューチャー第2作目です。
ここまで凝った続編が作れるのか！スピルバーグ恐るべしです。2は未来の話になるわけですが、それでも前回と密接な関係がある。何より前の映像（どっからが撮り直しでどっからが前の映像かもわからん）とスムーズに結びついて面白みを出しているところも素晴らしい。ここまで絡み合って複雑なはずなのに、目的がしっかりしてるから話が難解であるということもないですし、非常にわかりやすく爽快に見れます。時代が変わっても伏線は見事機能していますし、間違いなく「ほ〜なるほど」と思える映画ですね。
そして未来の世界を描いた映像！1989年の映画とは思えない合成と特撮技術には脱帽です。空飛ぶ車やら浮くスケートボードなど未来を描く先見性もさることながら、それを実現してしまっているというところがスゴイ。続編としてここまで1を上手に使った話は見たことがないですね。見て損はないです！総合評価は85点です。

しかしこの時代の未来の世界、2015年という設定でしたがあと5年なんですよね・・・人が思うほど技術の進歩は速くなかったってことなんでしょうね。