ランボー [76本目][有線] ☆名作14本目

[1]物語　○○２

[2]構成　○○○３

[3]演出　○○○３

[4]映像　○○○３

[5]音楽　○○２

[総合評価]　65点

ベトナム戦争から帰還したジョン・J・ランボーは、戦友を訪ねに訪れた街で浮浪罪として逮捕され、不当な扱いを受けます。戦争のトラウマからそこを逃げ出したランボーは山に逃げ込み、追ってくる警官たちに攻撃をしかけます。シルヴェスタ・スタローンの代表作ランボーの1作目です。
男くさいサバイバル映画という感じですね。ランボーのスタントはスタローン本人が全て自分でやっているので迫力はありますし、緊張感もあります。特に崖からの落下シーンとかはさすがにスゲーというしかありません。あとはまぁ武器類は全て本物らしいので、そこらへんのリアル感は軍事映像みたい、ということですね。
でもなんかねー、とても話の展開に無理があるんですよね。そもそも事の発端が小さい出来事ってなわけです。途中からはもう逃げるというよりただ暴れてるだけ、車も建物も爆発するだけ。明確な目的があっての暴走じゃないとやっぱりただのイカれた男にしか見えないんです。ただしラストのランボーのセリフ、あれだけは良かった！この映画はベトナム戦争から帰還した兵への差別というテーマがありますから、ランボーを悪人として描いてただけに最後のセリフは心にくるものがありました。ま、映画としちゃ微妙かもしれませんがスタローンが見てみたい人はいいんじゃないでしょうか？総合評価は65点です。

何気にこれが初スタローンでした。ロッキーとランボーだけで10作品ほどありますよね・・・先は長そうや。