劇場版マクロスF 虚空歌姫 -イツワリノウタヒメ- [1本目][映画館]


※上映中映画なので気になる方は視聴をおやめ下さい。<1>構成 □□□□□□ 6<2>演技 □□□□□ 5<3>技術 □□□□□□□□□ 9<4>余韻 ■■■ 3<総合> 66点


2059年、移民船団「マクロス・フロンティア」で平穏な日々を過ごしていた早乙女アルトランカ・リーでしたが、ギャラクシーからの来客である歌姫シェリル・ノームのライブにランカは客として、アルトは演出のためパフォーマンスを行うため参加していました。しかしライブ中、謎の生物バジュラが襲いかかってきます。テレビ版マクロスFの劇場版です。
とは言ってもテレビ版とは話が違います。時間軸は最初に戻って、変更点がいくつもあるので全く別物と考えた方が良いですね。しかしシリーズのウリであるライブと戦闘シーンの逸脱さは健在です!シェリルのライブは都合2回ありますが演出のパターンと綺麗さは最高です。新曲ということもあり新カットが多いですが、まさに歌姫という華麗さです。見る価値ありです。そしてそれをバックに繰り広げられるSMSの空中戦。これだよこれーという感じです。個人的にはこの映画の見せ場であるラストの戦闘はかなり興奮しましたね。ランカとのデュエットの方がやっぱいいっす。
ただまぁ、普通のシーンはテレビ版のカットも多用してますのでところどころ顔がおかしいのが残念・・・せっかく映画なんですからそこは合わせて欲しかった!それと、後編に続くにも関わらず特に次回への引きがなかったってのが次回への期待を持たせる点ではどうなのかなーと。まぁ、戦闘とライブシーンだけでも映画館で見る価値はありました。総合点は66点です。


しかしランカはやっぱり可愛いです。この映画では多少性格が前向きになったとのことですが、コッチのがいいです。後編ではランカとアルトがくっつけばいいのになー。