ロッキー [3本目][有線] ☆名作1本目

<1>構成　□□□□□□□□ 8<2>演技　□□□□□□□ 7<3>技術　□□□□□□□□ 8<4>余韻　■■■3<総合>　75点

ボクサーであるロッキーは場末の試合でファイトマネーを稼ぐ一方、高利貸しの手先になって何とか生活をしていました。そんな中、ボクシングの世界チャンピオンであるアポロの対戦相手が負傷して代役を探すことになり、話題性を狙ったアポロはロッキーを指名します。ロッキーは人生をやり直す覚悟でトレーニングに挑みます。サクセス・ストーリーを描くスポーツ・ラブストーリーです。
シンプルな構成の映画です。基本的にはロッキーがトレーニングして戦う、それだけなんですがそこにエイドリアンとのラブコメが入ります。話のテンポは良いので中たるみもなく、内容の薄さの割には色んな場面があって飽きないところが脚本力という感じなんでしょうね。個人的にはコーチのミッキーを散々罵倒した後、去るミッキーに走り寄ってコーチを頼むところ、肝心の頼むところが引きの画からの無音で表現されてるのがかなり良かったです！スタローンの純粋な心が良く見える工夫がいっぱいなされてました。
見せ場は何といってもアポロとの試合のシーンでしょうが、確かにスゴいシーンではありましたがもうちょっと劇的な展開が欲しかったかなーとも思いました。サクサクっと進みすぎというか、そこにもっと重点を置いて欲しかったですが・・・ラブコメとも言われるとこはそこでしょうね、エイドリアンとのシーンが確かに多かったです。今後どう展開するのか続編も気になるところです。総合評価は75点です。

しかし新しいこの評価基準、やたら辛口な点数になってしまいます・・・でも、本来こんなもんでいいんですかね。どの方法が一番いいか毎年色々試してみることにします。