タイムライン [7本目][有線]

タイムライン [DVD]
<1>構成 □□□□□□□ 7<2>演技 □□□□□□□ 7<3>技術 □□□□□□□□□ 9<4>余韻 ■■■■4<総合> 77点


考古学者ジョンストンを父に持つクリスは、過去のものに目を向ける考古学を理解できずにいました。そんな中、600年前の発掘現場からジョンストンの筆跡の文章が見つかります。偶然発明された時代間を転送する装置で、ジョンストンは1300年代、フランスとイギリスが戦争している時代に取り残されたのです。クリスと、ジョンストンの教え子たちは彼を助けに1357年に向かいます。SF映画ですね。
タイムトラベル&中世モノです。まぁ時間移動のくだりに関してはすごくチープだったんですが、驚くべきは1300年代の世界観です。中世の感じがものすごく良く出てました。あまり時間がなくて、中世を楽しむ暇がないバタバタした映画だったんですが、ラストのフランスとイギリスのバトルでは戦争の曲面と相まって、現世に帰ってこれるかどうか?という緊迫感が最高潮になってハラハラして見れました。ヘンに複雑化せず、スマートにSF映画としてまとまってて見やすいです。歴史的背景がわかってないと分からない映画ってのもありますが、この映画の場合冒頭でそれとなく解説してくれるので大丈夫でした。
ま、さっきも書きましたがどうせ行くならもっと中世の世界を楽しんで欲しかったところですが。あと、どうしてもやはりフランス人が英語喋るのに抵抗がありますね。しかも英国と戦争してるのに。まぁ、時間モノにはお決まりの伏線もありつつ、意外となかった設定ではあると思うので中世好きならばチェックしときたい映画ではあると思います。総合点は77点です。


さて2,3月は映画館で見たい映画が目白押しになってきました。今年こそはできるだけ映画館でたくさん映画を見たいところですね。4月には待望のシャッター・アイランド!