バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3 [30本目][DVD]

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 [DVD]
<1>構成 □□□□□□□□ 8<2>演技 □□□□□□□□ 8<3>技術 □□□□□□□□ 8<4>余韻 ■■■ 3<総合> 78点


雷に打たれたタイムマシンのせいで1885年に飛ばされたドクからの手紙が届き、故障したタイムマシンを1955年で修理し未来に帰ろうとしたマーティでしたが、ドクの墓を見つけます。ドクが死ぬのを防ごうと、マーティは1885年に向かいます。BTTFシリーズ3作目です。
今回は1885年ということで西部劇の話です。毎回ながらの時間をネタにした小ネタやジョークも満載で楽しませてくれます。しかし今回、前作までと違ったのは底抜けに明るいのと違い、タイムマシンでタイムトラベルをすることの危険といったネガティブな面も描写していることです。物語の中心はドクとなって、また一味違ったシリーズといった感じです。きちんと前作までの話を継承して伏線も回収していますし、話の作りはさすがBTTFシリーズ!ハラハラのシーンもお約束、綺麗な終わり方でした。3部作でここまでまとまりが良く面白い、というのもまぁないんじゃないでしょうか?間違いなく名作3部作です。
しかし、これは個人的な意見ですが、今回は西部劇の要素がすごく強く当時の様子なんかはすごく再現された描写だったんですけど、タイムトラベルと連作であることを利用したPart2の方が面白かったような気がします。よくできてるなというか。それでもPart3が面白いことには違いないですが。総合点は78点です。


ドク役の人はまだ生きてるようです。というか、この映画の時期でも見た目ほど歳ではなかったようです。マーティ役の人もそうですが、これが売れたからって次々名作に出てるわけではないんですね。