タイタンの戦い [33本目][映画館]


※上映中の映画なので気になる方は見るのをお止めください<1>構成 □□□□□ 5<2>演技 □□□□□□□ 7<3>技術 □□□□□□□□ 8 <4>余韻 ■■ 2<総合> 64点


家族と平穏に暮らしていたペルセウスは冥界の神ハデスに家族を全員奪われてしまいます。一方アルゴスの街ではハデスが地上に天罰を下すためクラーケンを放つと言い残します。ペルセウスアルゴスの兵隊たちと共に、クラーケンを倒すための旅に出かけます。神々との戦いを描いた中世SFファンタジーです。
中世の世界観は言うことなしですね。まぁ中世の小道具とかそういうのは他の映画でもあるんでいいですが、この映画で特に推すのは壮大な景色です。色々なところを旅していきますから、歩いてるところとかの空からの遠景っていうんですか、あれすごくイイです。戦う場所も様々で、RPGでいう中ボスの舞台が色々でそこらへんの描写が良かったですね。そしてふんだんに使われるCG。そういう技術面で効果的なものがいっぱいありました。
た、だ。ストーリーはイカンですよー。そもそも神々に戦いを仕掛けるんですから、もっとそこらへんの描写を戦いの中に見せないと。なんか神も神っぽくないし、下手すりゃ中世版旅番組、みたいなね。バトルの迫力はありましたがちょーっとベクトルを間違えてるんじゃ?色んな場面をやりすぎて肝心の最終目的のところが・・・あれれ。せっかく凝った演出してるんですから最高潮に向けて盛り上げてくれ!非常に残念でした。細かいとこの説明もないし、物語的にはすごく浅いです。今の時期、特にこれを選んで見るほどでもない映画かと・・・。総合点は64点です。


アバターで超人気になったサム・ワ−シントン、これでコケなきゃいいんですけどね。それよりインセプションの予告を見ました!面白そうや・・・。