アイアンマン [34本目][DVD]

<1>構成　□□□□□□□ 7<2>演技　□□□□□□□ 7<3>技術　□□□□□□□□ 8<4>余韻　■■■■ 4<総合>　74点

兵器製造会社の社長トニー・スタークはアフガンでテロリストに拘束され、新作の兵器を作るよう命じられます。命令を無視し鋼鉄の体を持つスーツを作って何とか脱出に成功したトニーは、人の命を奪うのでなく守ることに使命を覚え、スーツの改良を行います。マーベルシリーズの実写映画です。
決してやってることは複雑でもないしそんなに多くもないんですが、スーツを作るまでに至る過程やそれからのトニーの行動、裏の陰謀などが次々明るみに出る展開は息をもつかせないという感じで全然飽きませんね。明快で分かりやすくて面白い。そして一見ダサいように見えるアイアンマンの、完成した時のおぉ〜って感じがタマランですな。バトルなんかはCGもふんだんに使われてますし、ラストのステインとのバトルでは迫力がありましたねー。個人的に良かったシーンはアイアンスーツを使ってアフガンに戻り、最初にテロリストたちをやっつけるところです。正義に目覚めたトニーはなかなか見応えがありました。ロバート・ダウニーJrの演技もけっこう好きです。
ま、確かに技術力が高すぎて飛躍しすぎな感もあるんですけど、マンガなのでそこらへんは仕方ないでしょう。見ていてそんな目につく矛盾はないですし、若干コメディ感もあるので多少は破たんも許せるんですね。最後の終わり方も良かった！総合点は74点です。

5月7日からアメリカでアイアンマン2が公開です。日本にはいつ来るのか・・・これも3部作らしいので期待しておきます。