ダイ・ハード [35本目][DVD] ☆名作8本目

ダイ・ハード [DVD]
<1>構成 □□□□□□ 6<2>演技 □□□□□□□ 7<3>技術 □□□□□□□□ 8<4>余韻 ■■■ 3<総合> 69点


警察官ジョン・マクレーンはとあるビルの30階で行われたパーティーに参加中、テロリストの占拠事件に巻き込まれます。人質をとり金庫の金を狙うハンスでしたが、一方でジョンは単身テロリストたちと戦いビル内を駆けまわります。豪快な警察アクション映画です。
説明は不要かと思いますが、なんてったって壮大なスケールが見ものでしょうね。爆発に次ぐ爆発!これぞハリウッドって感じの映画でした。スパイ映画のようにビルの裏側から表側まで駆け巡るジョン・マクレーンの勇敢さを見つつも、時折見せる人間としての弱さも見えて完全無欠のヒーローではないあたりもまた良かったですね。巧妙な手口とかそんなものはあんまりないんですけど、とにかくがむしゃらに事件を阻止しようとする姿を応援したくなります。敵役アラン・リックマンもまたいい味出てます。
しかし、個人的な見解ですがどうも事件解決を手放しで喜べないところではあります。ジョン・マクレーンもけっこーな人殺しなんですよね・・・むしろ殺した数で言うとテロリストより多いんじゃ?しかも残忍!それでめでたしめでたしでは終われんやろ!という感じではありました。あと、この映画のウリとしてはやはり豪快な特殊効果とアクションということでさすがにそこはスゴかったんですが、本来の目的ではそんなにでかいスケールにするものでもないような気が・・・。ちょっとデカくしすぎた感もあって、強盗って目的がかすんでしまいました。大規模な警察モノが好きな人なら面白いと思います。総合点は69点です。


これも4までありますね。でも1を見るとそっから先の手が出しづらいのはきっと設定が一緒だからなんでしょうね。見る日は遠そうや。