秒速5センチメートル [40本目][DVD]

<1>構成　□□□□□□□□ 8<2>演技　□□□□□□ 6<3>技術　□□□□□□□□ 8<4>余韻　■■■■■ 5<総合>　76点

小学生の遠野貴樹と篠原明里はお互いに惹かれあっていましたが、中学生になり明里は東京から栃木に転校してしまいます。それからは手紙のやりとりをしていた2人でしたが、貴樹も転校することが決まり、その前に明里に会いにいくことにします。2人の関係を描いた連作短編集です。
3話まであり、それぞれ中学時代、高校時代、社会人になってからと時間を追って描いていきます。タイトルにもあるようにテーマとなってるのは「時間」で、2人の間を隔てる時間を描写しています。そのゆったりとした流れを映像で見事に構成してます。映像自体と言うよりも、映像の置き方ってところがすごいですね。もちろん映像自体も風景やらかなり綺麗で癒されます。ピアノソロBGMもかなり良い曲でした。
そしてまぁ、内容ですよね。貴樹と明里の関係を描いていく話なんですが、面白いという感想ではないですね。いやまぁ面白いんですが、そういう部類でなく、ゆったりとした話で切ないんです。でまぁ僕のような人間がこういうのを見るとかなり鬱になってしまいます。死にたくなります。しかし一般的には切なくて良い話ではないでしょうか？手放しでラブラブストーリーでないところがウケそうな気がしましたが、とにかく世の中を楽しんでいない人、心して見てください。総合点は76点です。

っておぉぉぉぉい！たかだか60分ちょっとで頑張って生きる気を完全に失くしたぞぉぉぉい！なんでこんな話つくるんや・・・。