借りぐらしのアリエッティ [45本目][映画館]

※上映中の映画なので気になる方は試聴をお止めください。<1>構成　□□□□□□□ 7<2>演技　□□□□□□ 6<3>技術　□□□□□□□ 7<4>余韻　■■■■ 4<総合>　68点

病気療養のため森の屋敷に越してきた少年・翔は、床下で人間のものを借りて暮らしている小人アリエッティを目撃します。小人は人間に見られてはいけない掟がありますが、小人を守ろうとする翔にアリエッティは戸惑います。スタジオジブリ最新作です。
やっと見れました！毎度のことですがジブリのアニメーションはいいですよね〜躍動感というか。スピードだけでなく何気ない仕草が面白いです。小人視点で人間を見るカットも多かったのでそういうあたり人間のデカさが強調されてて良かったです。あと登場人物が少ないっていうのも個人的にはゴチャゴチャしてなくて好きでした。っていうかアリエッティかわいいぞおい！
さて、しかしながら話の展開はと言いますと、特にめくるめく感じはありません。平坦に続いてく感じです。前半の伏線が・・・とかそういったのもありません。そもそもキャラ同士の繋がりの弱いこと。よって映画的な面白さは？と言われるとちょっと唸ってしまうんですが、こういうゆったりした劇的でないジブリもイイもんやなと思ったのでした。なので個人的にはなかなか良かったのですが、もののけや千と千尋のようなジブリを期待している人、がっかりするかもしれません。一休みのつもりで見ると良いかも。総合点は68点です。

完全に趣味ですがセシル・コルベルの主題歌と劇中のBGMはマジで最高でした。しかしスピラーというあまり出番もないしあまり喋らんヤツの声優になぜ藤原竜也を起用したのか・・・。