インセプション [46本目][映画館]


※上映中の映画なので気になる方は試聴をお止めください。<1>構成 □□□□□□□□ 8<2>演技 □□□□□□□ 7<3>技術 □□□□□□□□□ 9<4>余韻 ■■■■ 4<総合> 80点


相手の夢に侵入し潜在意識のアイデアを抜き取る仕事をするコブは、子供たちと離れ国外で生活していました。そんな中、仕事の依頼人サイトーから、仕事を終えれば国へ帰れると約束され、コブは難しい任務を引き受けます。パニックアクション映画ですかね。
何と言っても見どころは最先端のCG技術を駆使した夢の世界観ですねぇ。「現実と夢の境目」というひとつのテーマがあるので夢がムチャクチャであることはないんですが、ちゃんとシステムが説明されてるにも関わらず物理の法則を乱したり下層に行けたりと良い意味で崩してくれます。そしてその夢のシステムを最大限利用したハラハラ感のあるアクションと、コブ個人の苦しみを上手く入れ込んでよくできた映画でした!ちょっと最初はどーなってるのか分かりにくいんですけどね。重力が変化したときのホテルの廊下でのアクションは夢ならではで楽しかったです。
とても満足なんですが、ディカプリオの迫真の演技がもっと見たかったってのはありますね。あと、夢の中ならもっと無茶苦茶やっても良かったんじゃ?まぁ、複雑で長い映画ですが面白いと思います!総合点は80点です。


しかし夢モノって色々ありますが、そこで出てくる色んなジレンマはドラえもんの夢幻三剣士でもしっかり描写されてます。インセプション見ながら、やっぱドラ映画すげーわと変なトコロに関心していたのでした。