エターナル・サンシャイン[51本目][DVD] ☆名作12本目

エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]
<1>構成 □□□□□□□□□ 9<2>演技 □□□□□□□□ 8<3>技術 □□□□□□□ 7<4>余韻 ■■■■ 4<総合> 80点


退屈な人生を送っていたジョエルは、ある日自由に生きるクレメンタインと出会います。惹かれあう二人でしたが、喧嘩も絶えず、ある日ジュエルはクレメンタインが自分に関する記憶を消し去ったことを知り、自らも彼女に関する記憶を消そうとします。SFラブストーリー映画ですかね。
物語はほとんどがジョエルの脳内の出来事です。つまり、ジョエルがクレメンタインを忘れようとして記憶を振り返る、そこでエピソードが明かされていくわけです。その作りこみがスゴイのです!何でもアリな脳内イメージを演出して彼女を求めるジョエルの心情がとても表現されてて素晴らしい。他の登場人物が起こす行動も、物語を理解する重要なファクターになってる点も評価高しです!
時間軸をわざと分かりにくくしているっていうのも、クライマックスでのなるほど感を思えば納得できます。個人的に好きなシーンは脳内記憶の最後の海辺ですね。じんわりきます。これは良くできた映画です総合80点です。


どうも僕はこういう記憶+忘却がテーマになってかつそれを伏線に使われる映画が非常に好きなようで、だからこそ雰囲気押しの映画はあんまりなんですよね・・・。