チーム・バチスタの栄光 [58本目][地上波]

チーム・バチスタの栄光 [DVD]
<1>構成 □□□□□ 5<2>演技 □□□□□□ 6<3>技術 □□□□□□□ 7<4>余韻 ■■ 2<総合> 58点


神経内科の田口は、チーム・バチスタと呼ばれるバチスタ手術専門チームが3例続けて術死者を出している原因を探るよう命じられます。聞き込みをしている中、厚生労働省から白鳥がやってきます。2人は、真相を解明するため調査を続けます。病院を舞台にしたサスペンス映画です。
手術中のリアルな動きや緊迫感といったものは良く描写されてるなという感じでした。そして、何より阿部寛の破天荒な役人ぶりが出てるテンポの良い尋問は見ものですね。割と短く話も明快なのでサスペンスですが考えなくても見れる映画です。
だがそこがイカン。サスペンスなんだからもっと時間とって、色んなことに気づいていくべきでは?そりゃ2時間で解決なのだから難しいかもしれませんが、これでは1つのひらめきでもう片付いちゃった。肝心の動機は微妙だし何のバレない細工もしてないし、物足りなさしか残りませんでした。原作はもっと凝ってるのでしょうね、きっと。あと、この話の核となる人物が演技が下手だというのがやけに気になりました。テレビドラマならまだしもわざわざ映画で見るほどでも、というのが印象です。総合点は58点です。


ドラマ版は途中で見るのやめちゃったんですよねー。それはそうと病院モノって、難しいテーマのわりにけっこう扱われてる作品多いですね。