おもひでぽろぽろ [60本目][DVD] ☆年間目標達成!

おもひでぽろぽろ [DVD]
<1>構成 □□□□□□ 6<2>演技 □□□□ 4<3>技術 □□□□□□ 6<4>余韻 ■■■ 3<総合> 54点


東京で会社勤めをしているタエ子は、休暇を取り親戚の田舎の家に旅行に行き田舎の暮らしを楽しみます。ふとしたきっかけでタエ子は小学校5年生の頃の自分を思い出し、記憶が自分に深い影響を与えていることを悟ります。ジブリアニメ映画です。
スタジオジブリにしては珍しく、穏やかな人間の内面的な物語です。要所要所にタエ子の小学校時代の回想が入りますが、基本的にその頃の記憶が今も変わらず残っているという描写は分かりやすく考えさせられるところがありましたねー。そして田舎の風景も落ち着いた色合いで癒されます。ラストの小学生の演出は割と好きですね。
しかしながらやっぱり長編アニメ映画としてどうなの、と。個人的見方かもしれませんがまず高畑監督の人物の描き方が気持ち悪いんです。ワザとか?と思ったくらいです。タエ子も歳の割に老けてるし、あまり感情移入ができないんです。そして、子供の記憶と自分を重ね合わせるのはいいけどいつまで自分主体で喋ってるねんとイライラします。最終的にはちょっとどうでも良くなってしまった。テーマは良いと思うのですが描写が分かりにくい(描ききれてない?)せいで微妙・・・そもそも視聴者に愛されるような主人公じゃないのが問題です。ジブリにハズレはないと思っていましたが、ちょっと当たりとも言えませんでした。総合点は54点です。


どうしよう、年間目標達成したは良いけどアニメばかりに・・・。名作縛りはまだ達成できてないのでこれから1カ月で頑張りたいと思います。