アイ, ロボット [14本目][DVD]

[監督]アレックス・プロヤス

[主演]ウィル・スミス<ストーリー>　★★★★<映像>　　　　★★★★★<演技>　　　　★★★

　 ★★★<総合点>　　　75点

2035年、ロボットが生活の一部を支えるようになっている未来、オープナー刑事がお世話になったロボット博士が突然死ぬ事件が起き、オープナーはロボットが関連しているとにらみ捜査をしていくという物語です。
設定はよくある未来モノだと思います、面白いのは、ロボットはほとんど人間に服従する無感情の機械なんですが、登場人物の一人サニーだけが感情を持っていて、これが核心に重要だってことですね。よく考えられらた話です、SF要素も盛り込みつつ機械に頼りすぎることへの警鐘を現実的に描いてます。んで、サイバーな賢い話かと思いきや、勧善懲悪モノなんですコレ。爽快に見れます。CGもスゴイです、ロボットの違和感あんまないです。ハリウッドならではのスケールのデカさといったところ。
正直なところ前半はダレます。というか、ちょっち脚本がカッコ良いアメリカ人を意識したセリフになりすぎててイラつきます。大丈夫か？と思ってたんですが中盤からグイグイ良くなって畳みかけるようにラストが最高でした。しっかり考えられててスッキリして面白い、まさにSF！未来モノ好きならオススメ！総合点は75点です。

しっかし最近刑事モノばっかり見てるなあ。それとも、アメリカ映画で刑事が活躍する話が多いだけなのか？だいたい正義に描かれてますけど...ね。何ででしょう...ね。ね。