2001年宇宙の旅 [3本目] ✩名作1本目

2001年宇宙の旅 [DVD]
[公開] 1968

[監督] スタンリー・キューブリック

[主演] キア・デュリアゲイリー・ロックウッドなど<物語> ◇◇◇◇<映像> ◇◇◇◇◇<演技> ◇◇<音声> ◇◇◇◇


<総合点> 75点

まだ人類が誕生していない頃、類人猿の生活する時代に突如として黒い板が現れます。彼らはそれを見つけ、その直後突然道具を使うことを覚えます。時は過ぎて2001年、人類は宇宙探索をする時代に突入していました。映画界屈指のSF大作です。
お恥ずかしながら初見でした。そして最初に言いますが考察はしません。この映画の解釈についてはもう十分あるでしょうし、何より僕自身映画が終わった後、人の解釈を読んでしまいました。僕のようないち素人が色々述べると怒られそうです。
解釈うんぬんを除いても素晴らしいところはたくさんありました。特に映像!キューブリック節というか。一つのシーンが芸術作品であるかのようなカットとか、シュールな間とか、音声効果とのマッチングとか。加えて、宇宙のシーンは衝撃でした。まず違和感ほぼゼロ!1968年ですよ、CGもほぼないのにこのクオリティ、衝撃です。そして木星間近のトロピカルシーンね。これはとても前衛的です、映画自体は2001年よりもっと先に行ってます。
この映画の残した功績は多いと思います、映画ファンなら確実に見るべき作品ですが、スピード感のあるわくわくするSFというよりはむしろサスペンス的に内奥で見るものですね。良くも悪くもキューブリック的な名作だと思います、総合点は75点です。


主演のキュア・ディリアはまだ健在で、去年にこの映画をパロったPCケースのCMに出演してます。ググってもこの映画にしか出てないような役者さんなんですが、こういう再登場の仕方いいよね。嫌いじゃないわ!