ベルセルク 黄金時代編1覇王の卵 [5本目]✩映画館2本目

※公開中の映画です、気になる方は読むのをお控えください。


[公開] 2012
[監督] 窪岡俊之
[主演] 岩永洋昭櫻井孝宏<物語> ◇◇◇<映像> ◇◇◇◇◇<演技> ◇◇<音声> ◇◇◇◇


<総合> 70点

中世の時代、若いながらに衛兵として強い腕を持つガッツは鷹の団の長であるグリフィスに気に入られ、鷹の団の一員としてグリフィスたちと行動を共にします。同名漫画の映画化三部作の第一作目です。
まず、僕は漫画もアニメも見てません完全なる初見です。でも、いきなり引き込まれる中世の世界観はスゴイです。アニメとは思えない戦闘シーンの気合の入りよう。実写に負けず劣らずの迫力でした映画館で見て良かった!そして特筆すべきは鷺巣詩郎×平沢進の音楽陣!最高でした。三部作の最初ということもあり初めてでも話はちゃんと分かりますし、時代的なエグさもちゃんと描いたとても質の良いアニメーション作品でしたね。
しかしまぁ気になるところも幾つか。まず、CGを多様するのは戦闘シーンではすごく良いんだけどその分、ゆっくりした人間の動きはすごく不自然!歩いてるところとか、そこCGにしなくても...という微妙な動きで少し萎えます。あと、これは尺の問題なのでしょうが「絆」をテーマにする割にそれが形成されるに至るまでの3年間は全カットという。漫画でもそうなのかは知りませんが、なーんか関係性がいきなり進んじゃって置いてかれた感じがします。とは言えハラハラして面白い作品です、良いところで終わるので続きは必ず見ます!中世戦闘好き、アニメ好きにはぜひともオススメしたい!総合点は70点です。


次回までに原作やアニメを予習した方が良いのか悩みますな。でも2012年中には3つとも上映予定ですからやっぱり待とうかしら。