リアル・スティール [33本目]

リアル・スティール DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
[公開] 2011
[監督] ショーン・レヴィ
[主演] ヒュー・ジャックマン<物語> ◇◇◇◇<映像> ◇◇◇◇◇<演技> ◇◇◇◇<音声> ◇◇◇◇


<総合> 85点

ロボットボクシングの落ちぶれたプロモーターのチャーリーは、昔の恋人との息子マックスを引き取ります。廃置き場で古いロボットを掘り起こしたマックスはチャーリーと共に試合に出始めます。ロボットアクションの光るヒューマンドラマです。
いやぁいい映画です。まずはやっぱりこだわりのロボットアクションでしょうね!全CGかと思いきや実際にもロボット作ってるそうで、違和感ほぼゼロ!質感やら動きやら実にリアルです。そして迫力のボクシングシーン、息を呑む戦闘シーンは本当にそんな世界があるかのようです。未来の話ですが未来過ぎないロボットデザインもグッド!
ロボットアクションもさることながら、父子の絆を丁寧に描いた展開もとても良かったです。父親を求めるマックス、自分には父親の資格もボクサーの資格も失ったと思いながらもATOMを通して父親の姿を取り戻すチャーリー、最高です。父親としての自覚が戻っていくくだりが突然でなくきちんと丁寧!そして自分の姿をATOMに投影して戦うラストバトル、涙なしには見られない!父子を演じる2人の演技も素晴らしい!こんなに泥臭く綺麗な映画なかなかないのではないでしょうか。総合点は85点です。


ロッテン・トマトでは60%とそんなに評価高いわけじゃないらしいです。辛口なのねアメリカン。しかしエヴァンジェリン・リリー綺麗だなあもっと出て欲しい!