ジュマンジ [41本目] ✩名作12本目

ジュマンジ コレクターズ・エディション [DVD]
[公開] 1996
[監督] ジョー・ジョンストン
[主演] ロビン・ウィリアムズ<物語> ◇◇◇◇<映像> ◇◇◇◇<演技> ◇◇◇◇<音声> ◇◇◇◇


<総合> 80点

1969年、少年アランは土に埋まっていたボードゲームジュマンジ」を見つけます。それは上がるまで様々な災厄が降りかかるゲームでした。アランはゲームの中に取り込まれてしまい、1995年、ジュディとピーターの姉弟は再びゲームを再開させてしまいます。絵本原作のドタバタSFです。
パニック映画かと思える程のこれでもかっていう外敵の嵐!次から次へと襲いかかるものから逃げ惑う様は迫力があり、かつ爽快でもあります。何といっても映像、この時代のものとは思えません。スケールがでかい!ボードゲームの恐ろしさが画面一杯に表現されててとてもグッド。ゲームを通して強まる彼らの絆にも注目ですね。というかドタバタだけでなくきちんと人間模様も丁寧に描かれています、そこがすごく良い!1969組の2人より1995組の2人の方を大人に描いてたり「親」という存在をリンクさせたりね。ただのファンタジーじゃあない!
個人的に良かったのはアランの父親とヴァン・ペルトが同じ役者だったこと。アランの父親に対する思いが幻影となったかのような。ジュマンジがただのパニックなボードゲームでなかったことと何よりそれを生かした映画としての完成度!映画ってこうでなきゃあ!と思わせる名作ですね、おすすめ!総合点は80点です。


さて現代映画を見すぎたので次から古典シリーズに入ります。というかやっぱ○○シリーズみたいに勝手に決めて続々見るのアリかもしれないって最近思いました。