カウボーイ&エイリアン [11本目]

カウボーイ&エイリアン [DVD]
【物語】 ★ (1)
【演出】 ★ (1)
【映像】 ★★★★★ (5)
【全体】 ★ (1)
【総合】 40点 


【公開】2011年
【監督】ジョン・ファヴロー
【主演】ダニエル・クレイグ

[概要]
荒野の真ん中で目覚めたジェイクは記憶を失っており怪我をしていましたが、ある町を訪れ世話になっていました。そこへ、突然飛行する物体が現れ、人々をさらっていきます。ジェイクは町の有志と共にさらわれた人々を取り戻しに向かいます。


[感想]
最初に言います。こき下ろします。この映画が好きな方ご注意ください。
良かった点。映像がすごかったです。それ以外に良い所が一切ありませんでした。何もかもが面白くない!挙げだすとキリがないんですが、基本的に話が破綻しまくってるんです。
まず主人公ジェイクの性格からして設定できてない。クールなの?おしゃべりなの?唯一の女性エラを冷たくあしらっていたかと思えば命の危険を顧みず助け嘆き悲しむ。そこまで会話ほぼゼロだっただろうが!極悪非道として登場したダラーハイドはいつの間にか人格者、自分の金貨を盗んだはずのジェイクと堅い絆、何じゃそりゃ!!一番ひどいのはエラ。ご都合主義もびっくりの無茶苦茶設定!呆れ返ります。
ひどいのはキャラ設定だけじゃありません。肝心のエイリアンの目的がひどいし方法もよく分からない。一番見所であるはずのカウボーイvsエイリアン戦ではエイリアンの死ぬポイントがよくわからない。銃何発打っても効かないと思ったら弓矢1本で死んだりする。奴らは光に弱いんだ設定は数十秒後の真昼間の中の戦闘でガセネタ確定です。


とまぁ挙げだすとキリがないんですがとにかくひどかった。これはひどいです。見る価値なし。総合点は40点です。


[戯言]
宇多丸さんのシネマハスラーでも、こき下ろした方がラジオとしては面白いってのがあるけど確かに酷い映画観た後の方が語気が凄く強くなるの、わかる。