ダーティーハリー [15本目][名作3本目]

ダーティハリー [DVD]
【物語】 ★★ (2)
【演出】 ★★★ (3)
【映像】 ★★★★ (4)
【全体】 ★★ (2)
【総合】 55点 


【公開】1972年
【監督】ドン・シーゲル
【主演】クリント・イーストウッド

[概要]
警察官ハリー・キャラハンは、容疑者に対する発砲や暴力を起こし続けていました。ある時ハリーは連続狙撃犯スコーピオンを追うことになります。


[概要]
若き日のイーストウッドがかっこ良い!!これに尽きます。何ですかこの長身イケメンは。銃をぶっ放す姿が様になりすぎです。展開的にはずっとスコーピオンを追ってる感じです。バスのカーチェイスが大きく派手に動く場面というところ。ラストシーンはなかなかハリーの葛藤との決着を自らつけた感慨深いシーンではありました。
でね、これダーティヒーローのはしりらしいんです、どうも。完全なる正義!ではなく、必要悪という意味でのヒーローは珍しかったんでしょうね。その意義は分かりますが、やっぱりちょっと話の起伏がゆったりすぎませんかね...地味というか湿っぽいというか。これも時代かもですが。例えば公衆電話のくだりはあんなに尺取る必要あったのか?とか、追い回してるシーンばっかりだな、とか。体力ないと長く感じますね。何はともあれ若き日のイーストウッドの名作、映画好きなら見るべきでしょうね。総合点は55点です。


[戯言]
警官が必要以上に凶暴になってしまうのを「ダーディーハリー症候群」と言うんだそうな。それくらいインパクト合ったんだね、この映画。


[徹夜映画会総括]
4回目の開催ともあってだいぶ選び方分かってきたかと思いきや、カウボーイ&エイリアンという核弾頭をぶち込んでしまったために一気に体力が削られました。誤算だったのはブリジット〜ダーティハリーの壮快さを狙ったコンボがどちらも割と失敗してしまったこと。改めて、並び順大事です。
とは言えジャンル的にも時代的にもまんべんなくいけましたし、色々な方面の刺激は受けました。次の開催ではぜひとも「眠くならない」映画選びを心がけたいですね。