トゥームレイダー [20本目]

トゥームレイダー [DVD]
【物語】 ★★ (2)
【演出】 ★★ (2)
【映像】 ★★★★ (4)
【全体】 ★★ (2)
【総合】 50点 


【公開】2001年
【監督】サイモン・ウェスト
【主演】アンジェリーナ・ジョリー

[概要]
表の顔が考古学者のトレジャーハンターであるララは亡き父が残した時計を見つけます。時計にまつわる悪巧みを知ったララはそれを止めるため敵に挑みます。


[感想]
さすがアンジェリーナ・ジョリーをスターにした作品だけあってカッコ良い・強い・セクシー揃ってますね。見ていて爽快です。迫力のある戦闘シーンと規模のでかい舞台は素直にすごいです。世界各地のロケーションも画的には良い感じ。
ただ、その全てがチープなキャラ設定と話の展開によって全て台無しです!!「カッコ良い戦闘を、イイ感じの背景でやりたい」その一言に尽きる映画。
まず、遺跡モノで仕掛けに茶々入れるのは野暮なんですが、それでもこれひどいでしょ。壮大にやりたいだけだろ!ララのキャラもクールな負け無しかと思えばビッグマウスな割に負けたりするし。ラスト付近は特に酷い。時を戻すなと言われた直後に時戻っちゃう、くっつけるのに神秘の砂が必要だった幻のトライアングルが銃で簡単に粉々、最終戦闘は特に武闘キャラでもないのに銃を置いて肉弾戦。だからやりたいだけだろその一つ一つのシーンをよ!!
てな感じでエロカッコ良いアンジーが壮大に暴れるだけの映画。女優やシーンが作品よりも先行するとこんなことになりますというお手本のよう。すこぶるつまらなかったです。総合点は50点です。


[戯言]
これゲームの映画化なんですね知らなかった。ちなみに6月末までケーブルテレビが使えるので色々普段見ないであろう映画見ときたいところです。