ナイトメアー・ビフォア・クリスマス [31本目]

ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス メイキングブック
【物語】 ★★★ (3)
【演出】 ★★★★ (4)
【映像】 ★★★★ (4)
【全体】 ★★★ (3)
【総合】 70点


[公開] 1993年
[監督] ティム・バートン
[主演] クリス・サランドン

[概要]
ハロウィンの村で一番のカリスマであるジャックはその名声に飽き飽きしていました。そんな時偶然にもクリスマスの村を発見しその素晴らしさに心を奪われたジャックはハロウィンの村でクリスマスを開催しようと考えます。


[感想]
ストップモーション作品見るの割と初めてだったのですが楽しめました。CGでない、作画でもない映像がこの内容にかなりマッチしてるなーって感じでした。ハロウィンの村やクリスマスの村の雰囲気とか、キャラクターの表情の作り込みとかがすごいです。
ジャックがクリスマスの考えを持ち帰ってハロウィン村で再現しようとした時のトンチンカンっぷりとか面白かったですね。話の流れもハッキリしててラストあたりの抑揚も良かった。コミカルなビジュアルの割にはなかなかやってることエグかったりして、ライトホラーな感じとかもハロウィンっぽかったしよくできてました。名曲What's Thisのとこは何度見てもいいっすね。ダニー・エルフマン、これ作曲して歌ってるんですから驚きです。
とまあスッキリしてて余分なところがなくてたるみがないスマートに面白いアニメーションでした。こういう意味でのファンタジー好きならとても満足なのではないでしょか。総合点は70点です。


[戯言]
個人的に苦手意識のティム・バートンですがこれは面白かったな。こういうタッチなら合うのかも。