小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜 [33本目][映画館9本目]

※上映中の映画です。ネタバレご注意ください。


【物語】 ★★ (2)
【演出】 ★★ (2)
【映像】 ★★★★ (4)
【全体】 ★★★★ (4)
【総合】 60点


[公開] 2013年
[監督] 石原立也
[主演] 内田真礼福山潤ほか

[概要]
TVアニメ「中二病でも恋がしたい!」の総集編&次回への布石となる劇場版です。


[感想]
最近流行り(?)のアニメの総集編劇場版ですな。一応ちゃんと新カットもあります。序盤はなかなか劇場版ならではの迫力だったと思います。まあ、この作品の映画としての楽しみはそこで終わりですね。そこからは総集編&おまけって感じでしょうか。
しかしね、この総集編が思いの外ひどかった。総集編と言うからにはやはりそれだけ繋げて話が分かり、かつ十分楽しめるようにするべきでしょう。「なんでここチョイスしたの」がけっこう多かったです。りっかわいい...失礼、六花があざとく可愛いシーンはもれなく入っててそこは良かったのですが話の流れが適当すぎる。そもそも六花視点で振り返っちゃうもんだからラスト直前のいいところが全カットなんですよねー。いかがなものか。あと妄想バトルは全部入れるべきじゃないのかとか思うとやっぱ六花視点は良くなかった。うん。あととっても御都合主義な二期への布石もどうなの。
でもね、何を隠そう僕は中二恋が大好きなのです。だからこの映画が面白くなくたって六花が劇場で観れて二期も決まっててかつ今回は舞台挨拶も観たのでそれで満足なのです。だからそこまでの愛がない方はきっと面白くないでしょうしかし中二恋が好きな諸君はぜひ行きなさい。総合点は60点です。


[戯言]
実は諸事情あってこれ2回観ました。やっぱ、映画の感想じっくり書くには2回観なきゃと思いました。宇多丸先生さすが。