ウルフ・オブ・ウォールストリート [3本目][映画館2本目]

※上映中の映画です。ネタバレご注意ください。


【物語】 ★★ (2)
【演出】 ★★★★ (4)
【映像】 ★★★★★ (5)
【全体】 ★★★★ (4)
【総合】 75点


[公開] 2014年
[監督] マーティン・スコセッシ
[主演] レオナルド・ディカプリオ

[概要]
ジョーダン・ベルフォートは証券会社が倒産したことをきっかけに、その巧みな話術を生かして株の売買を始めます。次第に事業が軌道にのって行き、彼の人生は狂気に走っていきます。


[感想]
まさにこの世の贅沢という贅沢を具現化した映画でした。お金って何だろうって考えちゃいましたが映画の内容はそんな小難しいことはなく実に下衆なコメディでした。何といってもレオさんの演技ですよね!また一皮むけてます、こんな顔芸するレオさん初めてです。それだけで面白い!でも、全力のおふざけがすごく映画のタッチに合ってるし、だからこそ締まるシーンは締まる。
 良かったのは、マネーゲーム的な描写ではないことですね。あくまで、ベルフォートとその取り巻き幹部たちの豪遊っぷりと堕落っぷりがいかんなく描かれてる。明確なメッセージとか社会的意義とかそんなのはどうでも良くて、とにかく演技と演出の光る映画でした。さすがスコセッシ監督!性描写とかドラッグ描写に抵抗感のある方は絶対に見ない方が良いと思いますが、その辺が笑って見れるならけっこう爽快です。総合点は75点です。


[戯言]
レオさん最近お金持ちの役多いですけど、歳もとってきて哀れな男ってイメージも出てきたのかな...いずれにせよ全力演技のレオさんやっぱりさすがです。